「木の家」の元になった「箱の家」シリーズの建築家、
難波和彦さんの著作
を読みました。
木の家を建てようという人なら一度は読んでみるといい本ですね。
箱の家がどんな風に考えられて、作られていったのかというのが良くわかります。
同時に、「木の家」は「箱の家」とはまた別のものになってきているんだなと思いました。
この本を読んでいると、建築家の建てる家というのは
実験場なのかなと思ってしまいますが、みんなそうなのかな?
いろいろ新しい試みをするのは面白いと思いますが、
「箱の家1」と「箱の家21」を比べて、21の方があらゆる面で優れている、
とか書かれると1の人は悲しかろうなあ・・・。
文中に、
「無印良品にコンセプトが似てる」と言われて
「そんなことないよ、無印とは目指すところが違うんだよ」的に返している話がありましたけど、
・・・いいのか?
建築家でも建売でもない選択
返信削除建築家に依頼すると、どうしても建築家の「作品」になってしまいますからね…。私たちが最終的に無印良品の家を選択したのも、建築家の作品ではなく、シンプルに住まう家にしたかったから、というのも大きな理由です。
先進的なチャレンジもいいですけど、毎日生活する家ですからね…。木の家もニュータイプが検討されているようですが、充分こなれた仕様に基づいて建てられる今は、木の家を建てるのにいい頃合いだとは思います。
Re:建築家でも建売でもない選択
返信削除>takaochanさん、こんばんは。
そうですね、
他の建築家の方はぜんぜん知りませんが、
箱の家ほどにシンプルでも、やっぱり「作品」性からは逃れられないのだなと思います。
そこから出発した木の家は、
さらにシンプルであることに特化していて
面白いです。
同じように見えるのに違うような気がするのは、
先入観?
木の家2も気になりますけどね~。
どんな風になるんでしょうね。
>充分こなれた仕様に基づいて建てられる
なるほど。
まったくなるほどです。
ひろさんはお勉強家・・
返信削除ですねぇ!≧(´▽`)≦
私、その本、読んだことないです。興味深々です。
建築家が建てる家は、芸術と同じで、その人のカラーというか、個性がでますから・・実験というか、その人の過程、まさに芸術なんですね・・。
建築家が面白い!と思った(こだわった)世界観と施主がリンクしたら、いいですね。リンクしないと、建築家の家は建てれないですね・・(^_^;)
私も、まさか無印良品の家を建てるとは全く思ってなかったです。自分で設計した意匠で建てると思っていました・・周囲の友達もビックリしていると思います。
しかし、建ててもいいな。と思うくらい、いい家でした。
『ちゃんと、考えれられて作っている。』ところに、惚れました。
Re:ひろさんはお勉強家・・
返信削除>mokaさん、こんばんは
自分で設計する、というのも
面白そうですね!(出来るのなら・・・)
それを覆して採用された木の家は偉い。