Searching...
2009/09/25

閑話休題 「箱の家に住みたい」

今さら、かも知れませんが、
「木の家」の元になった「箱の家」シリーズの建築家、
難波和彦さんの著作

箱の家に住みたい
箱の家に住みたい
posted with amazlet at 10.01.12
難波 和彦
王国社


を読みました。

木の家を建てようという人なら一度は読んでみるといい本ですね。
箱の家がどんな風に考えられて、作られていったのかというのが良くわかります。

同時に、「木の家」は「箱の家」とはまた別のものになってきているんだなと思いました。


この本を読んでいると、建築家の建てる家というのは
実験場なのかなと思ってしまいますが、みんなそうなのかな?

いろいろ新しい試みをするのは面白いと思いますが、
「箱の家1」と「箱の家21」を比べて、21の方があらゆる面で優れている、
とか書かれると1の人は悲しかろうなあ・・・。



文中に、
「無印良品にコンセプトが似てる」と言われて
「そんなことないよ、無印とは目指すところが違うんだよ」的に返している話がありましたけど、
・・・いいのか?

4 コメント:

  1. 建築家でも建売でもない選択
    建築家に依頼すると、どうしても建築家の「作品」になってしまいますからね…。私たちが最終的に無印良品の家を選択したのも、建築家の作品ではなく、シンプルに住まう家にしたかったから、というのも大きな理由です。
    先進的なチャレンジもいいですけど、毎日生活する家ですからね…。木の家もニュータイプが検討されているようですが、充分こなれた仕様に基づいて建てられる今は、木の家を建てるのにいい頃合いだとは思います。

    返信削除
  2. Re:建築家でも建売でもない選択
    >takaochanさん、こんばんは。
    そうですね、
    他の建築家の方はぜんぜん知りませんが、
    箱の家ほどにシンプルでも、やっぱり「作品」性からは逃れられないのだなと思います。
    そこから出発した木の家は、
    さらにシンプルであることに特化していて
    面白いです。
    同じように見えるのに違うような気がするのは、
    先入観?
    木の家2も気になりますけどね~。
    どんな風になるんでしょうね。
    >充分こなれた仕様に基づいて建てられる
    なるほど。
    まったくなるほどです。

    返信削除
  3. ひろさんはお勉強家・・
    ですねぇ!≧(´▽`)≦
    私、その本、読んだことないです。興味深々です。
    建築家が建てる家は、芸術と同じで、その人のカラーというか、個性がでますから・・実験というか、その人の過程、まさに芸術なんですね・・。
    建築家が面白い!と思った(こだわった)世界観と施主がリンクしたら、いいですね。リンクしないと、建築家の家は建てれないですね・・(^_^;)
    私も、まさか無印良品の家を建てるとは全く思ってなかったです。自分で設計した意匠で建てると思っていました・・周囲の友達もビックリしていると思います。
    しかし、建ててもいいな。と思うくらい、いい家でした。
    『ちゃんと、考えれられて作っている。』ところに、惚れました。

    返信削除
  4. Re:ひろさんはお勉強家・・
    >mokaさん、こんばんは
    自分で設計する、というのも
    面白そうですね!(出来るのなら・・・)
    それを覆して採用された木の家は偉い。

    返信削除